越権ダマシイ!

心の狭~い男による映画の感想。ネタバレをあんまり恐れてません。

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着信アリ

着信アリ」(2004年日本)
主演:柴咲コウ



金曜ロードショーにて。


観ながらツッコミ入れてたことを箇条書きに。

・合コンどうよ

・テレビ番組どうよ

・リングのパクリ

・ってゆーか秋元康どうよ

・瓶詰め標本はストーリーと関係ないし。いたずらに恐怖煽ってるだけ

・「おまえの命は・・・」ってどうよ

・T2かよ!


なんか・・・秋元康を中心に「リング」パクっていたずらに怖がらせようっていうスタンスが垣間見える気がして・・・イマイチだったなぁ・・・


観終わったあとにも疑問が。

・柴咲コウのトラウマの原因とかは?虐待されてたって話かな?

・母親なんであそこで死んでるの?
 死んだのは6ヶ月以上前で、病院の移転は5ヶ月前。いつからあそこに?

・最初の犠牲者が6ヶ月前。だいたい2日おきくらいに死んでるけどそのペースでいくと90人くらい死んでるのか?


要はひっかかるモノが多くて怖さ半減だったし、意地でも怖いと思いたくなってしまった。。俺の性格なんだな。

う~ん・・・なんだかなぁ。。


評点 2.0点 。


残念。。 [着信アリ]の続きを読む
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  1. 2005/07/29(金) 23:59:59|
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16歳の合衆国

原題 「The United States of Leland」(2003年アメリカ)
主演:ライアン・ゴズリング



元恋人の知的障害を持った弟を殺した16歳の少年。虫も殺さないようにさえ見える彼は何故殺人を犯したのか。。
って話。


心優しい普通の青年が殺人を犯すということが衝撃的だということらしいけど、彼は普通だろうか?
いや普通ではないと思うなぁ。
物静かで感情の起伏も激しくはない。
でも繊細すぎる。
あまりにナイーブだし、熱が無さ過ぎる。

ごく普通の青年が起こす殺人とは違うから衝撃的とは思わない。

彼の世界観ってのはなんとなくわかる。
「世界は哀しみに満ちている。みんなそれに気付かないか目を逸らしてるだけだ。」
っていうのは自分も思春期の凄くナイーブになっているときにはそう感じたようにも思う。

ただ彼の場合は、無感情にならなければ哀しい感情に窒息させられてしまうと思うほど極端に繊細で、「普通」はこうはならないだろう。


だからこの映画を観て感じるのは、そういうような衝撃ではなくて、哀しみに押し殺されそうな繊細な青年の心に対する切なさなんだと思う。

そういう意味では、映像的にも悪くなかったし、ラストの方の描写は切なくてよかったと思う。


だからといって彼の殺人が正当化されるとは思わない。
彼の世界観もわかるし、繊細で切ない感情というのもわかるんだけど、それでも殺すというのはやはり独善的だし、子供過ぎる。


評点 3.5点 。


似たようなテーマでも俺は「エレファント」の方が好きだけどこちらも悪くない。

ひとそれぞれ思うところが違う映画だと思う。


もう一回くらい観たら感じるものも違ってくるような気もするな~。
  1. 2005/07/29(金) 14:01:27|
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三銃士

原題 「The Three Musketeers」(1993年アメリカ)
主演:クリス・オドネル



ウォルト・ディズニーの映画。


昔、って大体小学生のころ、おそらくテレビで何度か観たことのある映画で、結構好きだった記憶があったのでどんなものかと、レンタル屋で手にとってみたらビックリ。

ジャケットにキーファー・サザーランドって書いてあった。

「24」のジャックさんじゃありませんか!

出てたのか~・・・他にも「セントオブウーマン」のクリス・オドネルなんかも出てるんだね。。へぇ~・・・
・・・という感じで借りてきてしまいました。

昔観てたときはチャーリー・シーンが出てるってことくらいな認識しかなかったけど、こうしてみると結構知ってる俳優が出てたんだなぁって驚く。
まぁもちろん当時は映画とか全然観てなかったからわかりようがないんだけど・・・w



観る前に三銃士について思い出そうとして、「三銃士って誰がいたっけ?」というのを考えてみた。


え~っととりあえず「サラミス」だろ・・・?

あとは・・・そうそう「ティラミス」・・・いや「テラミス」か?

まぁいずれにしても「サラミス」と「ティラミス(テラミス)」は確かにいたな。。

あと一人・・・あと一人は・・・誰だっけ??

う~~~ん・・・出てこないぞ。。。

あ゛~・・・!!誰だもう一人は!思い出せん・・・!!


・・・なんて苦悩していつつ観はじめた。

まず登場したのはダルタニアン。こいつは三銃士のひとりではない。

次に出てきたのは「アトス」

・・・「アトス」??(゚Д゚)ドチラサマ?

ああ。こいつが3人目か!「サラミス」「ティラミス」「アトス」で三銃士かぁ!

そう思ったのもつかの間、続いて「ポルトス」登場。

・・・???(?Д?)???

そして「アラミス」登場。。

「アトス」「ポルトス」「アラミス」の三人で三銃士だ!とか言ってるんですけど・・・。

「サラミス」と「ティラミス」はどこに行っちゃったんでしょーか・・・?


・・・どうやら俺は三銃士の名前は一つも覚えてなかったどころか妄想上の銃士を二人ほど生み出した挙句三人目の名前に悩んでいたようです。。
ありえん。。。
もう5分くらい考えてたら「もうひとりは『モズクス』だ!」とか言い出しちゃいかねなかったな。やばいな~俺。。



まぁそれはともかく、これって主演は誰なんだろうね?

ジャケットで観る限り、明らかにど真ん中で正面向いてカッコいい顔してるキーファー(アトス)が主人公だろ!って感じだけど、
エンドロールでは、トップに来ているのはチャーリー・シーン(アラミス)だ・・・ちなみにネットで調べてみても出演者のなかで一番上に書かれているのはチャーリー・シーンだ。

いや、待てよ。。

三銃士のうち誰か一人だけが特に主役なんてことがあるだろうか?
そうだとしても、少なくともポルトスではなさそうだけど、アトスかアラミスかはわかりにくい。
ストーリー上どちらもそれなりにイベントはあるし・・・あえて言えばアトスの方がリーダー格というか特別な感じの演出だった気もするが、ラスボスはアラミスが追い詰めたし・・・

ということで、主役はやはりダルタニアンということか。
誰か一人を主役にするならダルタニアンがなるほどピッタリくる。
でもダルタニアンはジャケットでも真ん中じゃないし、エンドロールでも3番目だぞ?そんな扱いの主役なんているか??

・・・またつまらないことで悩みながら観てしまった。。。

結局主役はダルタニアンということで納得したけど。。





って・・・

我ながら前置きが長過ぎる!!!



ここから映画の感想。


ディズニーの実写映画って基本的にワクワク系で極端にハズレってことにはならないんだけど、どうも子供っぽいというか安易というか・・・

「パイレーツオブカリビアン」もなんか安易でちゃっちくてコドモっぽいと思ったけど、これもそう。

「One for All, All for One」のベタベタな使い方とかマンガチックな登場人物とか・・・ラストなんか子供心にはワクワク満足って感じだったけど今観るとお粗末に見えるし・・・

ツッコミどころも満載だしね。あんたらの大暴れのせいで大怪我したり死んだ罪のない庶民も結構いただろうよって感じとか。


でもストーリーのなかにユーモアや各々の敵との因縁が入っていて、ファミリー向け冒険活劇としてはお手本のような作り。

ただそういう因縁にもなんというか・・・深みがないという感じで物足りないし、安易なコドモ向けっぽさがどうにも気になってしょうがない。。


評点 3.0点 。


でもまぁ昔好きだったくらいだから、別に観てて不愉快なものでもなかったので3点。




それにしてもジャックさん(キーファー)、カッコいいけど、やっぱり顔デカ&だみ声だったねぇ。。。w
  1. 2005/07/29(金) 10:37:03|
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血と骨

血と骨」(2004年日本)
主演:ビートたけし



在日朝鮮人1世の金俊平という男の生涯とその家族の物語。
梁石日という人のベストセラーらしいが、モデルとなったのはこの人の実の父親だそうだ。


映画自体はすごい迫力があった。一人の男の一代記でもあり、家族や周囲を取り巻く人々の運命をリアルに、力強く(暴力的?)描いている。


たけし演じる主人公の男。信じられないくらいに最低の人間。
超利己的・超暴力的・金の亡者・理性が失われているような化け物のような生き方。
それに怯えて暮らすしかない家族。男の周囲の人間は彼に脅かされ、悲劇的な運命をたどる・・・(って言っても男と関係なくても不幸な星のもとに生まれたんだろうってくらい不幸)

こんな人間が存在すること自体恐怖だよ。実の父親をモデルにして作ってるっていうんだから本当なんだろうけど・・・


何でこいつが誰にも殺されなかったんだろう・・・何回殺されてもおかしくないくらい恨みを買うような人間だ。終戦のゴタゴタ、ホントに殺されてもおかしくない。

それに家族もなんでこんな鬼に縛られ、脅かされ続けていたのだろう・・・?
何故逃げないんだ。。

あれだけ理不尽な暴力と狂気に脅かされているのを見ると警察に突き出したくなるけど・・・。
それもできなかったのかなぁ。そういう時代?確かにどこに行っても暴力と罵声の地獄のようだった。なんでこの話に出てくる男はどいつもこいつも暴力的で腐りきってるんだ・・・。地域的なもの?大阪恐いわ・・・


って思ったけど、日本で、特に当時の状況では、朝鮮人たちはどこに行っても虐げられて、朝鮮人長屋で朝鮮人同士が身を寄せ合っていくしかなかったんだろう。。
男から逃げても共同体を出たら生きていけなかったというような事情があったのかもしれない。

それか民族意識の強さか。
作中にも母が「日本人の女なんかにあの金を持っていかれるわけにはいかん!」という場面があった。
日本人の元に逃げて行ったり、助けを求めたりすること自体、プライドに関わることだったのかもしれないな。


でもそれにしても殺人を見過したのはわからん。財産がどうのって話でもない。家族にしたって何か失われている。作中にはろくな人間が出てこない。


ほんと暴力的な映画だったなぁ。。映画の迫力や力強さはともかく、好みでいえば全く好きな映画ではない。


評点 3.0点 。


結局、この男にとって家族ってなんだったんだろう?
あれだけ自分勝手に生きて家族を苦しめ続け、憎まれていたのに結局家族の近くから離れることはなかった。
高利貸しになって莫大な金を溜め込んでも住んでいるのは家族と目と鼻の先。
自分の血を引いた子供を産ませることに執着して、死ぬまで息子には執着を見せていた。
自分の血に対して何より執着していたのかもしれない。


家族のこと以外にもこの映画には、日本に渡ってきた朝鮮人がどうやって生きていかねばならなかったか、また北朝鮮への帰国事業に関する場面もでてくるが、それが彼らにとって夢のように見えたかなどがわかるような気がした。
そういう意味でこの映画を観た価値はあったかもしれない。
  1. 2005/07/28(木) 12:01:51|
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SPAWN

原題 「SPAWN」(1997年アメリカ)
主演:マイケル・J・ホワイト



テレ東の昼枠にて。


人気アメコミの映画化。97年だからもう結構昔の映画だなぁ。

高校1年の頃、学園祭で「S」という名前の趣味研をやったけど、そのときの宣伝チラシにこのSPAWNの絵が使われていたのを思い出すな。。


まぁ一言で言えば

・・・(゜Д ゜)ツマンネ

って感じだろうか。


主人公は殺されて、地獄で悪魔と契約して、悪~魔の力~身に~つ~けた~正義のヒーロ~~デビルマ~ンデビルマ~~ンって感じの、ダークヒーローってやつなのかな。
なんか悪魔っぽい見た目で最初のほうで銃乱射したりしてるのはどうかと思ったw

ストーリーは思わず「うわぁ・・・」って言っちゃうくらいマンガっぽい。ガキっぽすぎる・・・というか子供な発想だ。まぁヒーローコミックなんだからあたりまえだけど・・・w
まぁそれにしてもストーリーがお粗末だよね。
なんか「天界と魔界の戦争が始まるのだ・・・!!」とか「世界征服だ」みたいなことが恥ずかしげもなく出てくる。
それならそれらしく壮大なスケール感を感じさせる展開があってくれれば楽しめるのだが、残念ながら話の展開が全然よくわかんない上にスケール感にも乏しい・・・

映像的にもCGが多用されているが、悲しいかな1997年。ILMの技術をもってしても今のCGに慣れた身としてはお粗末極まりない出来。
なんかプレステのムービーよりもクオリティが低い。。まぁそこは文句言ったってしょうがないけど、要は映像的迫力にも乏しいってことだ。

出てきたデブの悪魔はものすごく下品で、作品上敵役だってことを考慮しても不快だし、話の質を下げているような・・・まぁ吹き替えがうまくいってなかったということも考えられなくはないけど。。
ま、どっちにしてもこの映画の中で倒したのが(ってゆーか戦ったのが)この中ボスレベルでしかない下品な悪魔というのもツマランと思わせる原因だろう。
大ボスの魔界の大王様みたいなのはお粗末なCGでしゃべってるだけだし・・・
正直盛り上がらない。


評点 2.0点 。


これって続編あるのかな?ってゆーかあるのを前提で作ってるとしか思えん中途半端さだったぞ・・・?

つまらなかった・・・

でもあの赤いヒラヒラしたマントのCGだけはかっこよかったな!
それだけで1点w


昼枠で大した期待はしてなかったので2点としておいた。
  1. 2005/07/25(月) 16:09:06|
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フェノミナン

原題 「PHENOMENON」(1996年アメリカ)
主演:ジョン・トラボルタ



最近めっきり悪役でしか登場しなくなってしまったジョン・トラボルタの映画。
まぁ顔が悪役っぽいからなぁ・・・w
俺は「サタデーナイト・フィーバー」がすごい好きで、トラボルタはカッコいいイメージが強いけど、年齢と共にドンドン太くなってる気が・・・それで顔の濃さが変わらないからやっぱり悪く見えやすいのかなw
声はなんか鼻声っぽくて意外と高いのがちょっと変かなって感じだけど、なんかそこもセクシーというかカッコいいんだよなぁ。。 ←ホモじゃないよ!


と、まぁトラボルタへのこだわりは置いといて映画の話。

不思議な能力に目覚めた主人公の話。
だけど、超能力がすごいっていう話じゃない。

途中までは彼の能力がいろんな奇跡を起こす様と、次第に周囲がそれに恐れを抱きはじめる・・・って感じで、確かに超能力中心で話が展開していくように見えたけど、
後半からは急に違った展開になっていく。


超能力に目覚める理由とかは「えぇ?」てなもんだけどそんなことはどうでもいい。

中盤までの展開よりも後半の展開に感動。
彼を見守る親友たちとの人間的な絆や人を愛して生きることの豊かさっていうのがこの映画の魅力だ。

中盤までの超能力中心かなっていう流れと後半へのつながりが結構突飛な気がしたし、確かに展開も陳腐なものかもしれないが、それでも最後のほうは温かく満たされていくような感動があった。

泣くとまではいかないけど、のど元まで湧き上がってきているくらい、エンディングまでの15分くらいは感動ものだった。

トラボルタファンだからかもしれないけど・・・w

全体的に音楽もよかったし、クラプトンの「Change the World」に乗せたエンディングがすごい温かかったのもよかったかな。
特別なことじゃなくて、彼がここにいるって感じの木々のざわめき、トウモロコシ畑、彼の粋ないたずらに後押しされた親友の幸せ、パーティ・・・彼が生きた意味は確かに残ったし、今もある意味生き続けているという温かさが。。


細かいところは陳腐かもしれない、ベタなところもあるかも、でも素敵な話だ。


評点 4.5点 。


トラボルタもいいけど、共演のフォレスト・ウィテカーもいい。この人なんかあらゆる年代の映画に出てきてて年齢がいつも同じように見えるような気が・・・不思議な・・・w
ロバート・デュバルもいい役だったね。元鬼軍曹だけどw
あと監督は「クール・ランニング」の人らしい。


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  1. 2005/07/20(水) 02:16:10|
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メトロポリス

原題 「METROPOLIS」(1927年ドイツ→1984年アメリカ)
主演:アルフリート・アーベル



ビデオで借りてみてみた。


未来。繁栄を極めたメトロポリスは、地下の工場で働かされ、さらにその地下の居住区で抑圧されている多数の労働者と、地上で享楽的に生きる少数の権力者たちに分かれていた。
単調で苦しい労働を強いられて労働者たちの忍耐は限界に近い。彼らはマリアという女性の言葉をよりどころにしていたのだが、労働者たちの集会を目撃した地上の支配者は、科学者が発明したロボットとマリアをすり替え、ロボットに労働者を操らせようとするが、ロボットは地上で男を誑かしたりするなど狂ってしまい科学者の手に負えなくなる。
そしてロボットは労働者たちを煽動して暴動が起こる。そしてその暴動の結果、地下の居住区で洪水が起こり、子供たちが取り残された・・・
一方マリアと恋に落ち、労働者たちの惨状を知って動いていた支配者の息子と本物のマリアは、洪水から子供たちを救い出した。
ロボットは怒った労働者達によって焼かれ、最後は息子が労働者たちと父である支配者との間に入り、両者を結びつける・・・

って感じの話。


マリオトロポリスというフラッシュに映像が使われていた映画で、もともとは1926年にドイツでフリッツ・ラングという監督が作った映画らしい。

もともとは180分以上あるサイレント映画だったらしいが、アメリカ公開時には大幅にカットされてしまい、さらにカットされた部分のフィルムが消失していたものに、1984年ハリウッドでいくつか見つかったカット部分のフィルムを加えて、音楽をつけて、カラーリングして・・・という風にしてリバイバルされたものらしい。それでも長さは100分ぐらいだからどこが長くなったのかよくわかんない。。。

そんなわけでストーリーは飛び飛び。途中に字幕で解説が出るから話の筋はわかるんだけど、激しく不自然。

ただ、80年も前のサイレント映画ということを考えると、不気味なロボットの造形や未来の想像図とか、ビジュアル面ではかなりインパクトがある。
特にロボット。能面みたいな表情の顔にC-3POみたいな金属の体。奇怪な踊りを踊り、男を誑かし、焼かれながら狂った笑いを浮かべる・・・不気味だ。。。

時代背景を考えたら、抑圧される労働者と少数の権力者という構図や労働者の団結・暴動とかいうストーリー自体かなり刺激的。
勝手な憶測だけど、資本主義社会のアメリカ(特にアメリカで公開された1929年は世界恐慌の起きた年)で大幅カットされたのはそのせいもあるんじゃ・・・

あと全体的にキリスト教的な要素が見え隠れ。マリアが労働者たちにバベルの塔の説教(?)をしたり、ロボットが狂って男を誑かしたりしている場面に七つの大罪のモニュメントが動く様がオーバーラップしたりする。この映画に登場するロボットは人々を堕落や暴力や破滅に向かって人々を誘惑するシンボルなのかもしれない。

まぁとにかく「サイレント時代のSF映画の金字塔だ」とか言われるのはなんとなくわかる。


しかしこの84年版、音楽が入ってるんだけどそれが正直超ジャマ。なんか不気味な恐さを演出すべきだろ!ってところに大音量で70年代80年代のアメリカのテクノめいたロックの歌が流れてくるのはメチャクチャ場違いで、雰囲気ぶち壊し。
あまりに耳障りなのでミュートにして観ていた。そのほうが圧倒的に雰囲気があるし、ストーリーの流れを壊さない。
ってゆーかサイレント映画なんだからこれで普通なんだよな。。


評点 2.0点 。

いや、もう歴史上の作品って感じ。普通に楽しむとかそういう感覚じゃないかも。
点数も実際つけようもない気がするけど・・・音楽がジャマすぎるので観てて不快だったの印象がやっぱ強いからとりあえずこんな感じかしら。


シュールで不気味なビジュアルや世界観は確かに一見の価値アリだし、ストーリーも自分の生きてる年代からこれだけ離れてるサイレント映画でも結構観れるものだということに驚いた。

でも音楽は後付けのひどい。耳障りこの上ない。
しかもミュートにしても歌詞がアホみたいにデカイ字幕で出てくるのがウザ過ぎる。


あ~でもこれはかなりカットされてるバージョンだからなぁ。。
元のサイレントで公開されたときのものを観てみないとこの映画をホントに観たとはいえない気がするけど・・・。




あと気になったこと。
この映画に登場する、地上にある“堕落の館”みたいなところの名前が
「YOSHIWARA(ヨシワラ)」
なわけなんだが・・・

この時代のドイツの人には、日本の吉原はそんなに堕落の象徴的に語られるような場所として認識されていたのだろうか・・・?


[メトロポリス]の続きを読む
  1. 2005/07/18(月) 23:58:17|
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トロイ

原題 「TROY」(2004年アメリカ)
主演:ブラッド・ピット



長い。とにかく長い。
夜中に眠い目をこすってみていたので余計長く感じた。


この映画のキャッチコピーは「史上最大の愛のための戦い」だったが、正直アホかとしか思えない話だ。
思慮の浅すぎるトロイの王子とスパルタの王妃の不倫が戦争の原因というのは、あまりにアホらしい。

ってそんなところに文句言ってもしょうがないか。。
この映画でその不倫がことさら美化されているわけでもないし。


話としては、一方的にどちらのサイドに立って描かれているわけではなく、どっちの王も支配欲や神への盲信によって戦争をする浅はかなものとして描かれるし、むしろ主人公の戦士とかも含めて完璧な善がいないなかで、恋人や家族への愛や名誉のために戦う戦士の姿や、復讐と殺し合いの螺旋に囚われて苦悩する姿が描かれている。
ただ、愛だ名誉だって言ったところで結局最後は攻め込んで一般人をガスガス殺戮するし、それがトロイ戦争の当然のラストだとしても気分のいいものではない。いや、戦争ってのは虚しいもんだってことだね。うんうん。


映像的にはかなり迫力があったと思う。
千艘の船が海を渡るシーン(あれ途中で嵐に遭ったらどーすんだろ・・・)や何万人がぶつかる戦闘シーンなんかは結構迫力があってよかったと思う。


評点 3.5点 。


文句つけてもしょうがないとわかってはいるけど戦争自体が無意味なつまらん理由で始まっていることに結局納得がいかないし、そんな中でも戦って殺しまくることで名誉を残すしかない戦士の苦悩を描いたにしてもやっぱり気分がよくない。。


ってゆーかそもそも「愛のため」とかいう言葉が出てくる時点でこちとら完全に冷めちゃってますよ。ええ。


冷血人間
  1. 2005/07/18(月) 15:20:44|
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トゥー ブラザーズ

原題 「Two Brothers」(2004年イギリス・フランス合作)
主演:ガイ・ピアース



プレミアムステージにて。

幼いトラの兄弟が父トラが殺されたことから離れ離れになり、それぞれ人間に捕まって数奇なめぐり合わせの末、見世物で殺し合いをさせられることに。。
しかし闘いのさなか、お互いが離れ離れになった兄弟だと気付いた2頭は・・・
という感じで感動のラストシーンへ。。

って映画。
序盤の子トラのかわいさにため息もの。でも中盤以降は動物映画によくある感じのかわいそうな展開。


結局この映画の(俺的)テーマは、「人間は勝手だね」ってこと。

登場するハンターの男の「善意」は兄弟の親を殺し、自分が子トラの母トラを殺さないために結果的に心優しい他のトラを殺させることになり、あげく自分がジャングルから連れ出しておきながら、ジャングルに戻ってもいずれは人間を襲うことになるから殺すしかないと言い出す。
総督夫婦は息子のために飼い始めた子トラを一度はかわいがっておきながら、ふざけて犬を殺してしまったことで一転、「恐ろしい獣!」といって追い出す。
自分の心のなぐさみに子トラを獰猛な闘虎に育て、「お前は私に猛々しく生きろと言っているのか!!」と勝手なことを言い出す。
サーカスでトラを暴力で調教する男・・・なんかはいわずもがな。

って言ってもいずれの人間の行動も多分普通の、当然の行動。または人間目線のストーリーを書けばちょっと感動ものになるんじゃないかってな行動。
トラを主人公にしているからこそ、トラ目線で、こうした人間の行動が勝手な自己満足や余計な悲劇の原因になってるってのが皮肉っぽく感じさせている。


ただこうしたトラ目線のドラマを作る、っていうか「心優しいトラ」とか「生き別れたトラ兄弟の兄弟愛」「トラの家族愛」っていうような要素を含んだドラマを作るためには、トラの行動や心情が過分に擬人化されることが必要になる。
この映画は実写とCGと人形を使い分けて作っていて、映像的リアリティとの調和のためなのか、ジャングル大帝やライオンキングほど完全に人格化されているってことはないが、いずれにせよ、現実的なトラの生態や知能の範囲よりも人間的に描かれている。
例えば孤独のため餌を食べない子トラを心配してしっぽで遊んでやって元気付けてやるシーンだとか、じっと見つめ合ってコミュニケーション取り合ったり、励ましあったりだとかってのは、かなり現実離れした、「人間らしい」行動だ。


どうだろう。
なまじ実写とCGで映像的リアリティがあるだけに、こういうできすぎたキャラクターはむしろ胡散臭くなってしまうんじゃないかな。
こういう擬人化されたトラのキャラクターやストーリーを作るんならいっそのことライオンキングみたいなアニメでいいんじゃないかって気がする。

ってそんな意地悪く考えないでも素直に半分ファンタジーと承知で心温まる感動のストーリーとしてみればいいじゃんとも言えるけど。。。

う~ん・・・でもやっぱり実写だから胡散臭く感じてしまうなぁ。。
「野生のエルザ」みたいなドキュメンタルなリアリティか、ライオンキングのような完全なファンタジーか。
どっちか片一方に偏っていてくれれば、今回だったらもっとファンタジックな映画になっていてくれればもっと素直に感動できたんだと思うが・・・


評点 3.0点 。

子トラのかわいさ(そこは文句なし。はぁぁ・・・)と人間への皮肉な目線、(完全にファンタジーだけど)2頭の兄弟愛と心温まるエンディングにそれぞれ1点ずつ。


[トゥー ブラザーズ]の続きを読む
  1. 2005/07/16(土) 23:59:59|
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スターウォーズ エピソードⅥ -ジェダイの帰還-

原題 「STAR WARS episodeVI -RETURN OF THE JEDI-」(1983年アメリカ)
主演:マーク・ハミル



TBSの特別番組にて。他の局で放送していたときはDVDクオリティの映像だったと思うのだが、これに関してはビデオテープクオリティだったように感じるなぁ。。。


旧三部作の最後の作品。
邦題のサブタイトルが「ジェダイの復讐」だったり「帰還」だったりする。まぁ「復讐」じゃジェダイっぽくないし内容にも沿わないしね。


感想としては

   ツ   マ   ラ   ソ

なんと言うか・・・エピソード3を映画館で観てきた直後だからなのか、あらゆる点でショボいと感じてしまった。。

アクション。
CGの技術は仕方ないとしても、ライトセーバーの戦いも旧三部作のほかの作品と同様、メチャクチャしょぼい。
対決シーンの演出も盛り上がらない。
皇帝の最期も(゚Д゚)ハァ?って感じ。

ってゆーかベイダーにしても皇帝にしてもなんであんなに弱いんだ?
皇帝軍も普通に壊滅させられてるし。

あれじゃ盛り上がりようもないし、帝国の恐怖支配に説得力がなさ過ぎる。。


それならドラマ性、人物描写、演出といった部分を期待したいところなのに、そのストーリーも全然盛り上がらない。

別に目新しいエピソードもないし、人物描写が全然されてない。
ルークの意思や父を取り返せるという確信もよくわかんないし、ベイダーの翻意にしたってアッサリすぎる。もしかしてフォースの力で目に見えないところで精神的にせめぎあっていたんだとでもいうのだろうか。。
そうだとしたって全然伝わらないし盛り上がらないんだからしょーもない。


ツマラソ。

エピソード3観て盛り上がってた自分がアホらしくなるわ。。


評点
 2.5点 。


シリーズ全体で考えてこれ以下はつけないけど、ものすごいガッカリな完結編。

ジョージ・ルーカスってこういう「銀河の行く末をかけた運命の戦い!」とか大風呂敷広げて、壮大な世界観を構築するのには長けているのかもしれないけど、
正直人間の感情とかドラマを表現するということに関しては・・・

根っからのSFオタクなのかもね
  1. 2005/07/13(水) 23:59:59|
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スターウォーズ エピソードⅢ -シスの復讐-

原題 「STAR WARS episodeⅢ -REVENGE OF THE SITH-」(2005年アメリカ)
主演:ヘイデン・クリステンセン



観てきました!
公開中の映画なので感想は下に・・・
[スターウォーズ エピソードⅢ -シスの復讐-]の続きを読む
  1. 2005/07/12(火) 23:59:59|
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スターウォーズ エピソードⅤ -帝国の逆襲- 特別編

原題 「STAR WARS episode V -THE EMPIRE STRIKES BACK-」(1977年アメリカ)
主演:マーク・ハミル



日曜洋画劇場にて。

劇場公開第2作目。
主役はマーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカー。
ハリソン・フォード演じるハン・ソロ、イモ・ゴリラ演じるレイア姫など1作目の仲間達が引き続き脇を固める。ってゆーか今回の主役はソロとレイアっつってもいいかもって感じ。


お決まりのC-3POとR2-D2の微笑ましいやりとりは相変わらず楽しいが、ソロとレイアのかけあいもなかなか面白く、テンポもよかった。

これについては吹き替えもグッジョブだったと思う。
先日のエピソードⅡの吹き替えはやや痛かったが、こちらはなかなか。
ベイダーの声が「笑うせぇるすまん」みたいでただのエロ親父みたいなしゃべり方に聞こえなくもなかったこと以外は・・・w
C‐3POの声もこちらのほうが愛敬があって(TDLの「スターツアーズ」で聞きなれてるせいもあってか)断然(・∀・)イイネ!!


「シリーズ最高傑作の呼び声も高い!!」とTVで執拗に宣伝していたが・・・どうだろう。
最後の「ルークとダースベイダーが親子」って仕掛けもあまりにも有名で今観てもあんま衝撃的じゃないし・・・w
その「衝撃の告白」をスルーしてしまうと、ストーリー的には、やっぱり次につながる流れで終わっているわけで、一つの映画としては1作目よりも締まらない感じになっている。

でも(ツッコミどころは多いながらも)音楽と映像のワクワク感も楽しめたし、次への期待も膨らむエピソードだったので悪くなかった!


評点 3.5点 。


戦闘シーン・・・ってゆーかチャンバラのシーンはこの作品でもひどいものだった。
特にベイダーがひどすぎる!
まるでヨレヨレのじーさんがヒステリー起こして棒を振り回しているような・・・
ってゆーかアンタ、肩のところのプロテクターみたいなやつのせいで肩が全然上がってないじゃん!!
足取りもドタドタだし。。
コホーじゃねぇっつーの。顔洗って出直して来いってハナシですよ(`・ω・´)シャキーン


あと気になったのは
冒頭の、ソロがヘンな動物にまたがってルークに近づくシーン。
動物の動きがマジ人形のコマ撮り。激しく時代を感じる一幕だった。

あと最後のほうのルークが都市の底の所に引っかかっているシーン。
「天空の城ラピュタ」でパズーが釜の底で根っこにぶら下がっているシーンそっくりでちょっと笑った。
ハヤオ、絶対パクったな・・・w
  1. 2005/07/10(日) 23:59:59|
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ

原題 「Once upon a Time in China -天地黎明-」(1991年中国)
主演:リー・リンチェイ



ケーブルTVで途中から観た。

香港の伝説的英雄だという黄飛鴻とゆー武術の達人が、虐げられる人民のために立ち上がり、外国人と戦う話。

リー・リンチェイ最高。かっこよすぎる。
アクション最高。特に梯子を使ったアクションは素晴らしすぎる!

指弾がでてくるとなんか「魁!男塾」を思い出してちょっと笑う。

とにかくかっこいい!

映画の作りも笑いありシリアスありアクションありと意外と観れるものだった。


評点 4.0点

好!
  1. 2005/07/10(日) 22:59:59|
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スターウォーズ エピソードⅡ -クローンの攻撃-

原題 「STAR WARS episodeⅡ -ATTACK OF THE CLONES-」(2002年アメリカ)
主演:ユアン・マクレガー



クローンの攻撃・・・ってこの段階では攻撃はジェダイの指示なわけで、クローンが自発的に攻撃を仕掛けたわけでもあるまいし、内容ともあんまりマッチしてないじゃん!
というツッコミから。

あと主演はユアン・マクレガーではなくヘイデン・クリステンセンの方ではないのだろうか。。。といつも思う。


こないだDVDで観たばっかりだったけど金曜ロードショーでせっかくやってたから観た。


吹き替え版は相変わらずショボい。

声優が悪いとは言わないけど、やっぱりどこか間が抜けてしまっている。ホントは副音声で英語で観ようと思ったのだが、音声切り替えられるテレビを親に占拠されていたので吹き替えに甘んじるほかなかった・・・

なんとなく気になったのだが、ヨーダの声が波平さんの声だったような・・・。勘違いだろうか。。
目を閉じて聞くとそこには波フェイの姿が・・・


ストーリーとしては、共和国を揺るがす巨大な陰謀が徐々に明らかになる一方で、アナキンとパドメの愛が育まれる様子を描いている。

思わず「うわぁ・・・」と思ってしまうような古典的なラブの演出にやや恥ずかしくなってしまう。

まぁこの映画最大の見所は、最後のほうのジェダイ総出陣での戦闘のシーンということになるのだろうが、悲しいかな、ジェダイがやっぱり強く見えず、実際周りを取り囲まれてクローン軍団の援軍のおかげで助かるという体たらくなのでイマイチ。この戦闘の中でもC-3POとR2-D2が微笑ましいのが一番印象に残っているのだから悲しい。
ジェダイマスターがたくさん揃ってるんだからもっと華々しい戦いを見たかったというのが正直なところだ。

それに比べて、この映画の戦闘シーンのハイライトだったのはやはりヨーダ先生の戦いぶりだろう。
人形からフルCGとなり、動きに他の誰よりも制約がなくなっているので、見てて一番激しく華々しい動きをしている!
ジェダイのチャンバラを見ていて感じるのは、動きの無駄の多さと遅さ、何より重量感の無さなのだが、今回のヨーダはCGならではの超すばやい&ファンタジスタな動きが十分上のような悪いところを補っていたと思う。戦闘シーンがやや短かったのが残念なところだ。


評点 3.5点 。

世界観もよし。陰謀が徐々に明らかになるのもよし。次への伏線も結構しっかり張られてると思うし、次への期待感は確かにそそられる。
だけどやっぱりエピソードⅠを観て、エピソードⅢも観て、全部を観てなんぼという感じがする。
戦闘シーンも、(CG技術はともかく)期待ほど面白くはなかったしね。
これくらい。
  1. 2005/07/09(土) 23:59:59|
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ショコラ

原題 「Chocolat」(2000年アメリカ)
主演:ジュリエット・ビノシュ



昔々(つっても1959年)、ある小さなフランスの村でのお話・・・って思いっきり英語じゃないのさ!っていうつまらないツッコミから。。

古くからの慣習と規律に縛られ続けている小さな村に不思議なチョコレート作りの母娘がやってくる。彼女の作るチョコレートの魅力で村人たちが少しずつ変わっていく・・・って感じのストーリー。
保守的な村長が敵役ってのはお決まりなパターン。

時代設定がハッキリしているのだが、なかなかファンタジーっぽさを感じさせるストーリーだった。


終盤は俺的にはイマイチだったんだが、前半から中盤まではいい雰囲気だったし、物語全体に漂うファンタジーっぽい雰囲気や彼女のチョコレートや行動によって地味で暗い感じだった村に彩りが戻っていく感じっていうのは観ていて気持ちがいいものだった。


それだけに終盤のアッサリ具合は残念だったと思えてしまう。

セルジュの扱いもなんか腑に落ちないしね。


評点 3.5点 。


物語全体の雰囲気、幸せそうなラスト、うまそうなチョコレートなど、観ていてハッピーな気分になれる映画なんじゃないかしら。



ただチョコレートを食べて至福の表情を浮かべる村人たちの描写が、まるでコカインかなんかでトリップしてるようにしか見えなかったことがすげー気になった・・・w
  1. 2005/07/06(水) 23:59:59|
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恋愛小説家

原題 「AS GOOD AS IT GETS」(1997年アメリカ)
主演:ジャック・ニコルソン



文字通り、ジャック・ニコルソン演じる偏屈で毒舌な小説家の恋の話。

恋愛ものの映画は基本的に好きじゃないんだけど、これはよかった。

いい感じにユーモアがあって、心温まる、とても素敵な映画。

まぁちょっと都合のいいストーリーぶりは良くも悪くも恋愛ものの映画にはよくある感じだけど、主人公のキャラクター、セリフ、音楽、ラストシーンの雰囲気などが特に良く、観終わったあとでとてもいい気分になれる。


評点 4.5点 。


孤独で虚しい気分を晴れやかにしたいときにいい映画かな。
  1. 2005/07/05(火) 23:59:59|
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スターウォーズ 特別編

原題 「STAR WARS episodeIV -THE NEW HOPE-」(1978年アメリカ)
主演:マーク・ハミル



日曜洋画劇場にて。1997年に公開された特別編。


高校鉄拳伝タフにマーク・ハミルトンってやつが出てきたね。はい、全く関係ありませんけど。

いきなりなんだけど俺はバリバリ「スタートレック」派。特にTNG。
ま、ドラマですけどこっちはw

スターヲーズってのはどうも昔から面白いと思ったことがなくてねぇ。。
なんか物語や世界観へのイントロダクションが足らないような気がしてて。あんまり感情移入できないというか、展開速いわりに盛り上がらないというか。。。

(・・・もしかしてテレビで観たから編集で切られすぎてるってハナシ・・・??)


まぁ1978年だからねぇ。
俺が生まれる5年も前の映画だと考えると、酒場のシーンとか「人形集結!!」って感じの着ぐるみっぷりなのもうなずける。
でもその一方、宇宙空間での戦闘シーンとか当時の技術やイマジネーションからすれば相当すごかったのかも!・・・とも思えるよね。

ストーリーも今になってみればルーカス的には全9作のうちの1つって位置付けだったわけだから、そんなに激しいクライマックスがある必要もないのかもしれないな。次のエピソードがあればこそ、って感じなら長年の疑問も解消するというものだ。

まぁ裏を返せば「スターウォーズ」っていうこの映画単体では結局、面白さ的には不満の残るものだと言える。ものすごい騒がれまくってるだけに余計に。


ついでに言えば、この作品に関しては出番が少なかったが、ジェダイの騎士のライトサーベルでのチャンバラ。ショボ杉。
「ジェダイ」というのは時代劇の「ジダイ」から来ているのだという。だったらもっと勉強してもらいたい!



評点 3.0点


来週もやるらしいので観るつもり。改めてシリーズ通して観れば、結構楽しめるかもしれない。


作中、ハン・ソロが勇ましく突撃していったら、敵が思わずたくさんいて逃げ帰るシーンなど、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のシーンにソックリでちょっと楽しかったw


あとレイア姫。何度見ても美しくは見えないのだが・・・?
昔はルークも微妙に見えていたが、今日みたらヴァン・ダムみたいでなかなかの男前だったと考えを改めたのだが・・・







結論。
レイア姫はやはりイモ
  1. 2005/07/04(月) 23:59:59|
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デッドマン ウォーキング

原題 「DEAD MAN WALKING」(1995年アメリカ)
主演:スーザン・サランドン



監督はティム・ロビンス。主演のスーザン・サランドンの旦那さんらしい。


ショーン・ペン演じる死刑執行を1週間後に控えた死刑囚の精神アドバイザーになった修道女の話。

実際に修道女である原作者が主人公の話だけに結構キリスト教色の濃い目な話だった。

聖書の引用が多く、「真実を語って罪を悔いれば神の導きによって魂が救われる」というのが死にゆく死刑囚の心の慰めになり、罪の告白と懺悔によって彼が人間として尊厳ある死を迎えられると二人が涙するところがある意味クライマックスで描かれる。

・・・まぁ俺にはそこまでピンと来ない部分ではあったけど。。



この話のテーマのひとつに「死刑制度へのジレンマ」ってのがあった。

原作者は反対派だ。その立場を支持するか否かはともかく、こうした経験や種々の活動を背景にした問題提起には考えさせられるものがある。



貧しく学もない加害者が根拠もない人種差別や独裁者賛美とかしてしまってたりする現実。


加害者の側か、被害者の側か。死刑反対論派か、賛成派か。敵か味方かという二つのどちらかに分かたれてしまうことへの苦悩。
劇中で被害者の遺族の夫婦のもとへ話を聞きにいき、彼らの悲しみに共感し力になりたいと思いながらも、死刑囚のアドバイザーだということがわかると夫婦の態度が豹変し「敵だ!」と罵られて追い出されるシーンなどが記憶に残る。


人を殺したものが正義の名のもとに殺されることが果たして正しいのかっていう根本的な疑問。


そして家族を殺された遺族が憎しみのうちに加害者の死刑を望むということへの複雑な思い。

被害者の家族の深い心の傷やそれによって彼らの人生までが壊されたという事実を受け止めてもなお、憎しみのうちに死刑囚が殺されていくということに不条理を感じているのだと思う。

物語の最後、死刑囚の墓に思いがけず訪れた被害者の父に主人公が言う。
「お互いの努力によって憎しみを乗り越えることが―――」
「それは無理でしょう」被害者の父は言う。

結局、愛する者を奪った犯人への憎しみを乗り越えることなんて不可能だ。それは多分正しい。
俺もそんなことは出来ないと思う。自分で殺してやりたい、そうでなくても当然死刑であるべきだと望む・・・というのは多分当然の感情だからだ。

結局、彼女も憎しみに満ちているのでない死が訪れることを祈ることしかできない。
映画のラストシーンは彼女の祈りのシーンで終わるのは多分そういうことなのだろうと思う。



評点 3.5点 。


死刑囚の男のやったことは死刑に値する犯罪だと思うし、同情できはしないけど、
この映画の趣旨は、彼に同情するとかってところではないと思う。

どんな罪を犯した人間であっても憎しみに満ちていない尊厳ある死を迎えるべきだという考えとそれを取り巻く現実。

劇中で描かれた死刑に関わる色々な現実を垣間見るなかでの問題提起が俺的にはポイントだった。


まぁただ映画のストーリーとして起伏があって面白いものでもないので3.5点ぐらいだと思った。






撮り方的には、ガラス越しの会話で一方を正面に、もうひとりをガラスに映して撮影したシーンとか工夫があったと思うんだけど、
一箇所、主人公が被害者の父と会話するときに父のほうをかなり手前に座らせて横から撮影したために、遠近法で父のほうが巨人に見えていたのは正直解せない。
撮り方とかこだわってそうだからミスってことはないだろうけど、そうする意味もよくわかんないんだよね。。う~ん・・・
  1. 2005/07/02(土) 23:59:59|
  2. 映画 (タ行)
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ーえ

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